こんにちは、イスラエル女子部代表の三木(MIKI ALISSA)です。今日は胎児の状態を測る、最新ヘルステックに挑戦するスタートアップをご紹介します。
スマホで、エコー検査できる
イスラエルのスタートアップを報じるThe Time of Israelが5月3日に、妊婦がスマホをお腹にあて、胎児の健康状態を確認できる画期的な超音波デバイスを「PulseNmore」が開発したと報じました。
装置は最大25個の超音波検査に使用でき、また、得られたデータは医師に転送できるといいます。
実力ある、ヘルステック博士が開発
この「PulseNmore」は「【イスラエル・ヘルステック】乳がん検査に尿と人口鼻?」でも紹介したネゲヴ・ベン=グリオン大出身のElazar Sonnenschein博士が開発しました。
博士は、これまでに、内視鏡装置MUSEを開発し3120万ドル(34億円)を調達と上場にも成功したMedifusのCOOを歴任するなど、ヘルステックのスタートアップ経営に実績があります。
発売は?
さてこの「PulseNmore」。残念ながらまだイスラエル保健省の承認を受けていませんが、米国でのテストが成功しているそうです。
保健省の認証を受けることができれば、NIS 700(約190ドル)前後で販売予定とのこと。
イスラエルはヘルステックの開発が進んでいると言われていますが、この妊婦を助けるデバイスは多くの女性の不安を取り除くものとなると思います。