イスラエル女子部 代表の三木です。今日は嬉しいニュースが入りました!
目次
イスラエルがOECDナンバー1!出生率
The JERUSALEM POST によると、一人の女性が生む子供の平均人数を示す“出生率”において、イスラエルがOECD諸国で第1位となりました!
なんと、イスラエル人女性は「3.11」人も生む!!
イスラエルの女性の出生率は、「3.11人」と、OECDの中でナンバーワンになりました。その中でもユニークなのは、イスラエルの中でもユダヤ人女性です。ユダヤ人女性の出生率は3.16人と平均よりも高い数値を出しているそうです。
子供を生む年齢は…
さらに記事では、各子供を生む平均年齢を表しています。
- 27.6歳で最初の子供を
- 29.6歳で2番目を
- 31.9歳で3番目を生むそうです
出生率が高い国は、往々にして20代前半など若いうちから子供を生む傾向が多い中、イスラエルの女性は27歳と比較的高めです。
日本と比較すると、見えてくる…

ちなみに日経新聞によると、日本の出生率は2016年1.44人で、生まれた子供の数は97万6979人だそう。人口が多い日本においては、生まれた子供の数が97万人と多いので、ピンとこないかもしれませんね…。
出生率3推移したのは、ベビーブームの頃

日本では、出生率が3を推移したのは、ベビーブームの頃1946年~1952年です。私たちの印象では、ベビーブームは「人口爆発!」というイメージがあるかもしれませんが、イスラエルはこの出生率を40年間続けているので、如何に「3.11」がインパクトある数字か見て取れると思います。
初産の年齢
また初産の年は、平成26年度の厚生労働省の調査によると、第1子の女性の平均年齢は30.6歳。 平成23年に初めて30歳を超えて(30.1歳)から毎年上昇しています。
他の国の初産年齢は?
日本とイスラエルの初産を比較するにあたって、イスラエルの27歳、日本の30歳が遅いのか、早いのかその判断が私にはできなかったので、少し調べてみました。
世界の初産の分布

この図は、世界各国の初産の年齢を色別に表しているものです。緑いろに近ければ近いほど、第一子の出産年齢が高いです。色を濃いと場所を見ると、日本、韓国、オーストラリア、フランス、イタリア、ノルウェー、スウェーデン、フィンランドが見えますね。
(規約上画像の転載ができないのですが、より細かなデータを記載しているサイトもありました。よろしければ▶http://top10.sakura.ne.jp/CIA-RANK2256R.html)
ヨーロッパの比較では?
さらにのEUの初産年齢のデータも詳しく見てみましょう。Eurostat Press Officeの調査によると、EUの平均初産年齢は、28.9歳です。イスラエルのイスラエルの27.6歳と近しい数値は、エストニア、ハンガリー、スロバキアなどがあがります。イスラエルの初産年齢が若いかというと、そう若いわけではないと言えます。
とはいえ、先ほど挙げたエストニア、ハンガリー、スロバキアのGDPを調べると
- イスラエル 34位
- ハンガリー 58位
- スロバキア 65位
- エストニア 102位
となります。「貧しい国=子供をたくさん産む」というイメージにおいて、経済的自立をしているイスラエルは子供も早く生む、稀有な国であることがわかると思います。
きずき
今回わかったのは、イスラエル女性の出生率の高さのカギは、初産のはやさにヒントがありそうな気がしています。私自身現在26歳で、来年子供を生むということは、今年には妊娠する活動が必要であるということですよね。とても考えさせられました。
同時に、27歳で生むということは、結婚年齢も早い可能性があると思いました。そこで、次回は、結婚年齢について調べてみたいと思います!